桐生といったらうどん。
市内に約130店もある中から、さて、どの店に行ったら良いのかと悩みましたが、dancyuのバックナンバーにわたらせ渓谷鐵道の記事があったのを思い出しました。
(あ、dancyuは私のバイブルですから ^^)
うどん屋の紹介も確かあったなと、本棚を探すと・・・ありました、ありました、
2004年9月号の「ローカル線、おいしい散策」という特集。
わたらせ渓谷鐵道の記事の始まりは桐生駅から。そしてそのトップで紹介されていたのがこのお店です。
桐生のうどん屋で一番の老舗で、創業は天保年間というお店。
店内は昭和にタイムスリップしたような年季の入った懐かしい雰囲気です。
14代当主で、
桐生うどん会の中心人物でもあるご主人も御歳80と、かなり年季が入ってます。
そのご主人、かなり人懐っこい典型的な群馬のオヤジさんで、店に入るなり「どっから来たん?」「まぁ座んなぃ」とフランクな群馬弁オンパレードでした。^^
こっちもつられるように群馬弁で「おじさん、今は何がうめん?」と聞くと「そりゃ、今は冷しだよ、冷し。」と、オヤジさんのイラスト入りのメニューを指差しました。
実はdancyuに紹介されていたのもこの涼しげな冷しめん。夏のいち押しはこれに間違いないようです。
麺は桐生ならではのきし麺“ひも川”。ごま汁のコクが麺の風味を引き立てています。
薄切り胡瓜と、明らかに家庭の冷蔵庫の製氷機で作られた氷(笑)がたっぷり載せられ、見た目も涼しい一品です。