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搭乗しちゃいました♪

搭乗しちゃいました♪_b0011185_21565242.jpg4月の終わりに各メディアを一世風靡した榊原機械株式会社のLAND WALKER 01
わたし的にはガンダムよりダグラムだなって感じの、まさに夢の実現とも言える巨大二足歩行ロボット。
そろそろメディアの取材攻勢もほとぼりが冷めた頃かと思い、ダメ元でアタックしてみました。
でも、さすがに一般の取材はキリが無いだろうから無理かな?と思ったんですけど、
アポの電話を入れてみると「見学、写真撮影はご自由にどうぞ」と優しいご返事。
「えっ!?本当にいいんですか?」ってことで取材開始です。^^

搭乗しちゃいました♪_b0011185_2222291.jpg場所は陸上自衛隊相馬ヶ原駐屯地の正門の北隣。
会社に着くと居ました居ました、まるで門番のように。
駐車場に車を停め、工場敷地内に歩いていくと・・・

デ、デカイ!

全高3メートル40センチ。重量1トン。
見上げるその大きさはまさに迫力満点です。
しばし指をくわえるように魅入っていると、
会社の方(すいません、お名前も役職もお聞きするのを忘れてしまいました。
ひょっとして社長さんだったのでしょうか・・・。えーい、ここでは社長さんとさせて頂きます。^^;)
がお忙しい中、色々と説明を始めてくれました。
搭乗しちゃいました♪_b0011185_2201753.jpg・動力は産業用250ccのガソリンエンジン。
・エンジンは座席後部に配置(ミッドシップ)され、背中には空冷ファンと排気口がついている。
・歩行メカニズムは足の裏にある車輪とアウトリガーと呼ばれる地面を踏ん張る装置により片足を固定しておき、もう片方の足を前に出すことにより「すり足」を実現している。
・油圧による姿勢制御のコンピュータプログラムも全て自社製。
・前進後退、方向転舵はそれぞれコックピットに配置された2つの足踏みペダルにより制御。
・空気砲は右側にバルカンタイプ、左側にショットガンタイプの計2門。
 それぞれコックピットの座席両脇のレバーにて左右、上下に照射を定めることができる。
・レバーには弾の装填ボタンと発射のトリガーが付いている。
・キャノピーにはコクピットモニタがあり、前方カメラ、後方カメラそれぞれの映像を切り換えて見ることが可能。
 (乗ってしまうと、つま先とかかとが見えないのでモニタが不可欠とのこと。)
などなど。
こちらが恐縮してしまうほど、時には身振り手振りつきで色々な説明をしてくれました。

搭乗しちゃいました♪_b0011185_2219286.jpg搭乗しちゃいました♪_b0011185_22194361.jpg搭乗しちゃいました♪_b0011185_2219557.jpg
すると、社長さんはおもむろに右側面に付いているレバーを操作し、キャノピーがまるでガルウィングのようにスーっと上がりました。
そして一言・・・

搭乗しちゃいました♪_b0011185_2220306.jpg「エンジンは掛けられないけど、よかったら乗ってみるかい?」
「え?ま、マジッすか!?」
社員の皆さんもいる手前、ちょっと恥ずかしかったのですが、
こんなチャンス二度と無いだろうから、もちろんお言葉に甘えました。
ロボット右足に付いたいくつかの手摺りに順番に足をかけて登り、なんとか着座。
視線の高さは3メートルくらいでしょうか?
見下ろすと社長さんはコックピットの遥か下に。
か、かなり高いです・・・。

その高さに、もはやマジンガーZの兜甲児の気分。^^
しばらくペダルを踏んだり、空気砲のレバーをいじらせていただきました。
慎重にコックピットから降りると、次は開発担当であるNさんからも説明をして頂きました。
・社員が「こういうもの作りたい」と言えば、自由にさせてくれるという素晴らしい社風の話。
搭乗しちゃいました♪_b0011185_2220544.jpg・今後の構想としてはもう少し小さいものを作り、アミューズメント施設などでロボット同士のシューティングゲームで遊べるようにしたい。
などなど。

本当に夢のある素晴らしい会社でした。
今後、このLAND WALKER 01は様々なイベントに「出張」するそうです。
きっと人気の的になることでしょうね。
(榊原機械株式会社の皆さま、急な訪問にも関わらず本当にありがとうございました。)
by sanzokuame | 2005-05-26 21:52 | ホビーな品々


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