岩手・北上展勝地/2007年4月
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
東日本大震災で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を捧げます。
個人的には母の故郷でもあり、親類縁者も多い東北地方。
幸いにもそれぞれの無事を確認できておりますが、日々伝えられる現実は、あまりにも悲しみが大き過ぎます。
支援できる土地に住む我々は、今すべきこと、今すべきでないことをよく考えて行動せねば。
そしてまた、いつの日か訪ねよう、美しきみちのくの地を。