ひっさびさのお江戸出張。
訪問先は新宿だったのですが、帰りに立ち寄ったのは、山手線反対っ側の御徒町。
昔から馴染みのあるこの上野界隈にはついつい足が向いてしまいます。
時刻は17時、まだ日の高い蒸し蒸しとした東京。
ここは一服、涼しく甘味など・・・
となれば、ここしかありません。
日本でも指折りの老舗甘味処「みはし」。
東京のガイドブックには必ずと言っていいほど紹介されているお店です。
今回寄ったのは、中央通り沿いの上野本店。
周りをすっかり商業ビルに囲まれていますが、ここの店構えには古き良き昭和の風情が残っています。
入口の会計で食券を買い、案内された2階に上がると、20人ほどのお客さんは全て女性・・・
女子高生にOLのお姉さん、お母さんにお婆さん・・・
一瞬ですが、スーツ姿のオジサンに好奇の視線が一斉に注がれたのを私は見逃しませんでした・・・
しかし、私の場合はそんなことなど全く意に介さないわけで。
“黒一点”、今か今かと待ち望んだのが、この「フルーツクリームあんみつ」です。
そのゴージャスさは、みはしの数あるメニューの中でもダントツ。
同店人気№1の看板メニューでもあります。
季節毎に旬の果物がトッピングされるこのあんみつ。
この日飾られていたのは、キウイ、バナナ、ミカン、アンズ、そしてブドウ。
ベースとなるのは、あん、みつ、ぎゅうひ、赤えんどう、寒天、ソフトクリーム。
それだけでも十分美味しいのに、この贅沢さったら♪
(黒一点だったことなどすっかり忘れ、あんみつに一人笑みを浮かべるサラリーマンっていったい・・・)
みはし