福助のもち入り福助あづき

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話は3つ前に戻って。
イルミネーションの為だけに東京まで行く訳もなく。
どうせなら築地の寿司屋やら、浅草の洋食屋にでも行けばいいんに・・・と自分でも思うのですが・・・これです。

東京駅に向かう京浜東北線。
途中下車したのは、アメ横の南の玄関口、御徒町駅。
上野松坂屋の裏路地で、以前紹介したとんかつの名店「蓬莱屋」と軒を並べるのが老舗の甘味処「福助」。
広小路の「みはし」とどちらにしようか悩みましたが、師走の夕暮れに欲しくなったのは温かい一杯でした。
暖簾をくぐって直ぐ左手、帳場に座る笑顔優しい大女将から食券を買い、席に着きます。
店内を見渡せば、客のほとんどは私の母親世代の御婦人ばかり。
恐らくは松坂屋や吉池で買い物したあとのちょっと一息、とお見受けします。^^
黄色い声など一切なく、静かで落ち着きある空気の漂っている店内です。

さて、この日注文したのは、その名に屋号も入る「もち入り福助あづき」。
お椀の蓋を開けると、つやつやの小豆の海からフワッと湯気が立ち昇ります。
初めは「あれ?ただのぜんざい?」と思いますが、中にはしっかりと焼き餅が3つ隠れています。
北海道十勝産の風味豊かな小豆を使ったぜんざいと、ふっくらと柔らかい焼き立てのお餅。
程よい甘さは、決して胃にもたれることもなく、ほっこりと優しい味わい。
口直しに添えられる山椒の実の酢漬けも絶妙な取り合わせです。

昭和3年創業、80年にわたり下町のファンに愛され続けてきたその味は、さすがに確かなものでした。

福助 (Yahoo!グルメ)
東京都台東区上野3-28-5 
℡:03-3831-9385
営:11:30-18:00 (L.O.17:50)
休:水曜

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by sanzokuame | 2007-12-27 01:45 | ベツバラ


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