風の子の手打ちしょうゆラーメン

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 藤岡のラーメン屋を語る上で、決して欠かすことのできないのが「風の子」。創業して三十余年、街の中心部にある市民ホール前で、スナックのような小さな店を構えていました。藤岡市民には昔ながらの「中華そば」を出すお店として広く知られています。かく言う私も、子供の頃から何度となく親に連れて来られ、今でも「ラーメン」と聞いて思い描くのは、この店の中華そばの姿です。80年代前半、市民体育館が市民ホールに建て替えられる前には、プロレス興行で来藤した古舘アナがこのラーメンを絶賛したという話も残っています。ここ最近は、しばらく足が遠のいていた風の子でしたが、10月の終り、朝刊とともに一枚のチラシが届けられました。

元祖 風の子 復活オープン

 昨年、一旦店を閉めていたそうなのですが、地元企業のバックアップを受け、この10月31日に移転新規オープンとなりました。新しい店は第一小学校近くの前橋長瀞線沿い、以前は寿司屋が入っていた店舗を改装したもの。先週、満を持して昼時に訪ねてみると、駐車場は全て埋まり、ガラス越しに覗いた店内は人・人・人。やはり多くの藤岡市民にとって、特別に想い出深いラーメン屋だった証なのでしょう。少し空いてからと、近くの本屋で少し時間を潰し、昼時間の終了間際に暖簾を潜りました。小上がりのテーブル席ばかりが8卓ほど並ぶ店内は、大きなガラス窓から日が差し込み、とても明るい雰囲気。食券を買い求め、半券を置いたテーブルで待つこと10分。運ばれてきたのは、湯気がもうもうと立ち上るこの一杯。波々と張られた琥珀色のスープ、ストレートな自家製の手打ち麺。かつてはホウレンソウではなく、インゲンのトッピング(フーテンの中さん、記事を拝借します)でしたが、あとは全く昔のままの「中華そば」。見た目よりはあっさりとした熱々のスープに、ツルツルと喉越しの良い手打ち麺。(麺の腰はかなり柔らか目。ここは好みの分かれるところかも知れませんが・・・)

b0011185_15263628.jpg「そうそう、この味!」

 それは30年前にタイムスリップしてしまいそうな懐かしい味わい。昨今の流行のラーメン屋とは対極に位置するかのような昔ながらのラーメンですが、その懐かしさこそが「風の子」最大の売りなのかも知れません。(そういえば、お客の年齢層かなり高めだったなぁ。^^;) 時代に流されることなく、いつまでもその味を守り続けて欲しいと思う、我が町の大切なお店です。

風の子
藤岡市藤岡1752-1
℡:0274-24-1188
営:11:30-13:30、17:30-19:30 (麺が切れ次第終了)
休:日曜・祝日、第2・第4月曜



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ね♪
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by sanzokuame | 2007-11-12 17:36 | 食してナンボ


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