茂左衛門地蔵尊 秋の縁日

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「天下の義人 茂左衛門」
言わずと知れた(群馬限定)上毛かるた「て」の札。

沼田藩主、真田伊賀守の悪政による苦しみから、命を賭して農民を救った月夜野の百姓、杉木茂左衛門。
その後、農民達は故人をしのび、処刑場近くに地蔵尊と千日堂を建て、千日間の供養を行いました。
郷土の義人、茂左衛門を尊び、今日でも春と秋の彼岸には毎年縁日が開かれています。
(詳細な由来は、昨年春のみずぞうさんの記事をご参考に。)

この日曜日、そんな悲しい物語に端を発する地蔵尊の縁日を訪ねてみました。
霧雨の降る生憎の空模様でしたが、境内には所狭しと露店も並び、多くの人出で賑わいを見せていました。
近くの月夜野町弓道場では茂左衛門奉納弓道大会も行われ、凛々しい袴姿の高校生も数多く。
足元の悪さがちょっと可哀相でした。

かるたの絵札に描かれるのは、今も昔もお堂と満月のみ。
ちょうど今頃の月夜の晩を描いたものでしょうか。
偉人の札でありながら、当の茂左衛門の姿がどこにもない絵札。
静けさと切なさが伝わってくるこの一枚は、茂左衛門へのレクイエムなのかも知れませんね。



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by sanzokuame | 2007-09-25 19:09 | 日本のカタチ


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