信州の奇祭 榊祭り ~望月宿~

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白馬から帰った翌日に再び信州へ。訪ねたのは中山道、江戸から数えて二十五番目の宿場町である佐久市望月地区(旧望月町)。往時には30軒近く旅籠があったこの町には、現在でも古い町家が数多く残っています。そんな趣のある小さな宿場町で毎年8月15日、大伴神社の例祭として行われるのが信州の奇祭とも称される「榊祭り」。実は前々から一度見てみたいと思っていたのですが、今回が初の見物となりました。ひぐらしが鳴き、辺りが夕暮れに包まれる夜7時過ぎ、町の裏手にある松明山にかがり火が焚かれます。多くの若者(昔は数百人規模だったらしい)が松明を手に「よい!よい!」の掛け声とともに山から駆け下り、望月橋の上から松明を一斉に鹿曲川へと投げ込みます。同じく火を信仰の対象とする南牧村の火とぼしに合い通じるものもありますが、威勢のよさ、荒々しさが際立つこの祭り。火とぼしが「静の火祭り」であるなら、こちらは「動の火祭り」といった感があります。松明の投げ込みが終わった後、町の中心部で行われるのが「榊神輿」。白・赤・緑・青と、それぞれの化粧さらしの巻かれた4台の榊神輿を、若者達が深夜に渡って激しく地面に叩きつけ、悪病を追い払おうとするものです。火と榊によって一切の不浄を払い浄め、五穀豊穣や無病息災を祈る、荒々しくも幻想的な火祭り。ニッポンにはまだまだ知らない祭りが数多くあります。

佐久市観光協会



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by sanzokuame | 2007-08-17 21:08 | 日本のカタチ


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