日曜の昼。
朝の曇天が嘘のように、久々に戻ってきた夏の青空。
敷島の杜では、球児たちがひとつの白球を追いかけていた。
そのワンプレイ、ワンプレイに青春の全てをかけて。
高く舞い上がったボールに、子規の歌を思い出した。
うちあぐるボールは高く雲に入りて 又落ち来る人の手の中に
明治30年(1897)、群馬県中学校(現県立前橋高校)に群馬県内学校初の野球部が生まれて今年でちょうど110年。現在、群馬の森にある県立歴史博物館では、群馬県の高校野球の歴史を紹介した企画展が開催されています。 あの前高の完全試合や、桐一全国制覇の試合もVTR上映。高校野球ファンならずとも必見です。
第82回企画展
「追え!白球 突入本塁-高校野球でみる群馬の近現代史-」