獨股山 前山寺

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信濃路の旅、最後の記事を。
塩田平の南に連なる独鈷山の麓に建つ前山寺。
弘仁年中(812)、空海上人が護摩修行の霊場として開創したと伝えられるこの古刹からは、塩田平が一望のもと。
鎌倉時代に北条義政が祈願寺とし、戦国時代には武田信玄の手厚い保護も受けている。
勾配のついた長い参道を上りつめ、山門をくぐると目の前に現れるのは室町時代建立の三重塔。
国指定の重要文化財でもあるこの三重塔は、二層目、三層目に欄干や窓を取り付ける作業が途中の状態のまま。
しかしながら、塔全体に対するバランスの良さと、無駄のない美しさから「未完成の完成塔」と呼ばれる。
天を突くように聳える相輪、しなやかな曲線を描きながら反り返る柿葺の屋根、そして屋根を支える重厚な組物。
仔細に眺めれば眺めるほど、いにしえの匠が施した技の高さに感動を覚える。
また、「花の寺」とも呼ばれるほどに、境内には四季折々に美しい花々が咲き揃うという。
まずは桜の季節に、もう一度訪れてみたい。
春の彼岸から始まる「くるみおはぎ」の予約も忘れずに。^^

前山寺のホームページ 



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by sanzokuame | 2007-03-14 22:43 | 日本のカタチ


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