薮塚石切場跡

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先週すずきさんに教えてもらった薮塚の石切場跡。
この手の「自然美ポイント」にテンで弱い私は、記事を見たときから「この日曜にでも行ってみんべ」と決めておりました。
しかし、今日の県内は朝から猛烈なからっ風が吹き荒れ、目指す八王子丘陵は黄色い砂塵の中。
走る車は砂のヤスリに襲われ(涙)、目もチカチカ(涙)。
何もこんな日に・・・と自分でも思いましたが、なんせ物好きな性格ですので。(あ、知ってますか?^^)

薮塚駅から薮塚温泉に向かい、「東毛少年自然の家」の看板に従い左折。
700mほど北進したところで「北山古墳」の看板を右に折れ、勾配をひとつ上り下り、
道がダートに変わってすぐの場所にその入口はありました。

入口の前の路肩に車を停め、遊歩道を2分と歩かずに石切場に到着。
所々朽ち欠ける木道の先に、行く手を阻むように聳え立つ白い壁。
30mはあろう石の壁に囲まれた空間に足を踏み入れると、空が一気に小さくなります。
切り取られた直方体と、切り残された直方体が織りなす異空間は、ローマのコロッセオや、
かつてのバーミヤン石窟を想起させます。
仔細に辺りを見渡せば、石壁には生々しく残るノミの痕。
いったいどのように描いたのか、天井には石材屋の屋号と「1955」の文字。
あまりに鮮烈な朱い文字は、とても半世紀前のものとは思えません。

圧迫感ある壁に囲まれた空間の底にひとり身を置いていると、真昼であれ、ちょっとした恐怖心すら覚えます。
最盛期の大正10年前後には350人も居たという石切職人の気配を微かに感じたのは気のせいでしょうか・・・



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やっ、やっぱり!?

薮塚石切場跡
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by sanzokuame | 2007-02-05 04:03 | 彼方此方にて


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