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東陽軒のギョーザ

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我が町、藤岡の餃子の名店、たわらや危うし!

そんなインパクトを持ったお店が下仁田にありました。
きよしや食堂日昇軒と、何度となく訪れている終着駅の町、下仁田
風情ある小さな路地に軒を構えるこのお店。
その存在は知っていたのですが、余りの人通りの少なさに素通りしていました。
ところが、最近ネットでお知り合いになった西上州界隈山サイ雑記帳さんのBlogでここの餃子の評判を知り、早速の参上です。

そう、それは軽井沢の帰り道。
余りの空腹に下仁田ICで途中下車したわけで。(やっぱりか!^^)
東陽軒のギョーザ_b0011185_2104670.jpg日曜の昼下がりなのに、猫の子一匹いない路地。
町は相変わらずの閑古鳥でしたが、きっとこの東陽軒の店内にはたくさんの餃子フリークが!
・・・の期待も虚しく、店のご夫婦だけでした。
ま、人気と味は必ずしも比例しないもの。(逆のパターンが多いのも事実ですからね。)
とにかく食べてみなければと、早速餃子とチャーハンを注文。
客は私ひとりでしたが、出前の注文はいくつも入っているらしく、終始忙しく鍋を振るうマスター。
待つこと10分、スポーツ新聞を読み終えた頃にまずはチャーハンが運ばれてきました。
付け合せの福神漬けが個性的な一皿。
その具はチャーシュー、卵、ナルトにネギと、至ってオーソドックスなものですが、
しっかりと炒められ、香ばしさが食欲をそそります。
そして、少しの間をおいて真打餃子の登場。
「むむっ!デカイぞコイツ!」
吉井の陽気軒ほどの異常さはありませんが、標準サイズの1.5倍といったところ。
その大きさは皿からはみ出る勢いです。
表面のパリパリ感は揚げた春巻きに近く、裏を返せば小籠包にも似たしっとりフカフカの状態。
そして、中に包まれるのは「きめ」の細かい旨味たっぷりの餡。
三者三様の食感を楽しみながら、フーフーハフハフ、フーフーハフハフ(汗)
ガッツキすぎて、口ん中ヤケロヒマヒィタァ。^^;

恐るべし東陽軒! 恐るべし下仁田の味!
それにしても、この下仁田という町の食文化のレベルの高さは何なんでしょうねぇ?

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東陽軒
甘楽郡下仁田町大字下仁田366-22
℡:0274-82-3177
by sanzokuame | 2006-11-01 23:28 | 食してナンボ


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