創業1891年、長瀞の立ち寄りスポットの定番でもある阿左美冷蔵さん。
宝登山の伏流水をひと月かけてじっくり凍らせた極上の天然氷を求める多くのファンで、夏のハイシーズンには1時間待ちもざらではない人気店です。
そんな老舗の氷屋が今年のGW前にオープンさせた2号店がこの寶登山道店。
和の佇まいが魅力的な本店とはうって変わり、白壁と大きなガラス窓が印象的な店舗は、表参道に軒を構えてもしっくり溶け込んでしまうようなモダンな造り。
店内には静かにジャズが流れ、本店主人の息子さんでもある店長のセンスの良さを感じ取ることができます。
家族で訪れたこの日、注文したのは野いちご、山栗、そして干菓子付きの抹茶。
野いちごはもちろんお祭りの「氷イチゴ」とは全くの別物。
摘みたての苺を思わせる自然のままの酸味と控えめの甘さは後味も爽やか。
一緒についてくる練乳をかけて味の変化を楽しむこともできます。
そして
念願叶って今回頂くことができたのが黄金色に輝く山栗。
さて、どんな味わいかと口にするまで想像が難しかったのですが、栗鹿の子、あるいはマロングラッセの味わいをそのまま氷にかけたかの印象。
リキュールの風味も微かに感じ、栗の芳香と濃厚な甘さが口いっぱいに広がるこの一品は、かき氷の枠を超え、もはや和菓子の範疇です。
寶登山道店には本店に無い喫茶メニューも。
茶筅を使い、自分で点てる御抹茶も楽しい一品。
お土産には手作りの甘食も購入できます。
本店と違い通年営業であるこの店。
これからの紅葉シーズン、長瀞・宝登山を散策したあとの小休止におススメです。
店舗情報は
長瀞町観光協会公式ホームページを参照
あずきプリンが気になって気になって・・・^^