小布施岩崎のチェルシーバンズ

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昭和7年、信州の小さな町に、愛と奉仕の精神に貫かれたカナダ聖公会によるサナトリウムが誕生した。それは、多くの困難な時代を経ながら、一般病院として住民のニーズに応えていく65年にわたる地域医療の歴史の幕開けでもあった。
小布施町新生病院物語 中島敏子・著
b0011185_2415572.jpg明治維新以降日本中で猛威をふるい「亡国病」の異名をとった結核病。
昭和7年、この小布施の地に結核病患者の為の療養所(現・新生病院)が誕生しました。
その二代目総婦長を勤めたカナダ人、ミス・パウルさんから直々に製法を学び、
以来40年間、その味を守り続けてきたのがこの「チェルシーバンズ」です。
胡桃とシナモンバターの風味が絶妙のカナダの家庭で作られる伝統的なパン。
焼き上がりを逃すとなかなか手に入らないそうですが、今回は運よく棚に並んで待っていてくれました。
お店の奥さんもとても優しい方で、その経緯、製法を色々と説明して頂きました。
3~4日は日持ちするそうで、オーブンで軽くトーストしてからホイップクリームなぞ付けて戴くのがお薦めです。

愛と奉仕の精神で生まれ、変わることなく代々受け継がれてきたこの味。
素朴ながらもその歴史を想像するだけで、ちょっと心がしんみりする、優しい味わいのパンなのです。

小布施 岩崎
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by sanzokuame | 2005-12-08 02:42 | ベツバラ


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