大きなファイトの木の下で・・・

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キャベツ畑を後にしたバスは、一旦、万座・鹿沢口駅まで戻り、駅前の万座川を渡ると、まもなく浅間白根火山ルートに入った。
重い体にエンジンを唸らせながら、何とか九十九坂を登り、嬬恋高原ゴルフ場を過ぎた頃になると、
黄色い木々の中に時折鮮やかな赤や橙に染まった紅葉も姿を見せ始めた。
例年より遅めとはいえ、さすがに県内でいち早く秋が訪れるというこの地域、絵の具を散りばめたような錦秋の美しさには溜息が出る程である。
マイカーであれば、そこかしこで車を停め、ファインダーに収めたいところだが、バスツアーとあってはそうもいかず、
車窓に過ぎ行く景色を自分の眼に焼き付けるのが精一杯であった。

b0011185_2195334.jpg万座・鹿沢口駅を通過してから20分程経ったところで、左手の視界が大きく開けた丘陵地に到着。
ここが今回のツアー2つ目の目的地、ファイトオープニングの舞台となった「嬬恋牧場」である。
牧場に隣接するレストハウスの壁には本仮屋ユイカさんの直筆サインとファイトのポスターが貼られていた。
ファイト以外にも多くのロケに使われている牧場らしく、今年7月にはaikoのPV撮影も行われたそうで、
店内のモニターではその映像を繰り返し流していた。

到着した時、牧場一帯は一面真っ白な霧に包まれていたのが、10分も経つとあっという間にそのベールは捲られ、
まるで我々を歓迎でもしてくれたかのように、牧場の全容を現してくれた。
起伏ある丘の所々では、まるで大きな岩のように黒毛の牛たちが草を食んでいた。
牧場を見渡せるデッキに立つと、やがて観光協会の職員から
「あそこにある大きな木でファイトのオープニングを撮ったんですよ。そう、ツナギを着た優ちゃんと色々な動物が出てくるあのシーンです。」
と説明があった。
毎朝TVで見ていた馬やチンパンジーと優が遊ぶそのアングルが確かにそこにあった。
ツアー客の多くは、順番にその木の下で記念撮影し、ツアーの目的の一つを果たすのに一生懸命だった。
かく言う私もご他聞に漏れずその一枚を収め、いよいよ万座温泉へ向かうバスに戻ることにした。
と、その時、足元から何やら柔らかい感触が伝わってきた。

それは紛れもない、黒毛和牛の落し物であった・・・。
「くそっ!」

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(そんなオチでいいのか?どーなのオレ?)
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by sanzokuame | 2005-10-17 21:11 | 彼方此方にて


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