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高原野菜とカツの弁当

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巨大ロボ電波天文台をしばし眺めていたら、あっという間に時計の針は頂上に。
17:00甲府入りのケツカッチンにも関わらず、既に押し気味なのです。
「ヤッベ」とばかりに野辺山を後にすると、混み合う清里の町を避けて八ヶ岳高原ラインを一目散に小淵沢へ。
高原野菜とカツの弁当_b0011185_22441371.jpgお目当ては小淵沢駅前にある、れんじ格子の美しい日本家屋で営むうなぎの名店「井筒屋」
ようやく着いたのは12:40。
まぁ、普通ならランチタイムの真っ最中。行列待ちは仕方ないかな?なんて思ったのが甘かった。
ってより、「あっま~い!甘すぎるよ、小沢さ~ん!ジュースを凍らしたペットボトルの最初の溶けかけた部分くらい甘いよ」ってくらいに甘かったです。
暖簾は既に店内に片付けられ、代わりに「本日の昼の部は品切れにより終了しました。」の立て札が・・・。
お目当ての一品、必ずしも出逢えるとは限らない。旅ではよくあることです。
アイフルの「事前にしっかり確認しましょう。」的に反省しました・・・。

高原野菜とカツの弁当_b0011185_23161475.jpgさて、んなことでめげてはいられません。
「保険」としてとってあったもう一品は目の前の小淵沢駅にちゃんとあります。
まるで一幅の絵画のような、白銀を冠した八ヶ岳を描いたこのパッケージは日本全国に数多ある駅弁の中でも美しさナンバー1でしょう。そして肝心の中身は、その名前を見れば判る通り、チキンカツを脇役に携えた高原野菜が主役なのです。
そのキャストは、レタス・カリフラワー・キュウリ・セロリ・チェリートマト・リンゴ・ワラビ・シメジ・トウモロコシ・山ごぼうと、なんと10種も入っています。シャキシャキの生野菜ゆえ、デパートの駅弁フェアなどには決して出回らないこの弁当。
車で行ったにも関わらず、入場券とお茶を買って、ホームの待合所で頂いていたのは、紛れもないこの私です。

丸正
by sanzokuame | 2005-08-23 23:16 | 食してナンボ


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