最上川

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「五月雨を集めて早し最上川」 (奥の細道 大石田・最上川 5月28日・29日)

余りにも有名な芭蕉の一句。
大石田の高野一栄方に滞在中、四吟歌仙の発句として作ったものの改作です。
初案は「集めて涼し」で、涼しい風を運んでくる最上川の豊かさ、やさしさを表現しましたが、本合海から急流の最上川下りを体験し、
「涼し」を「早し」に改め、最上川の豪壮さ、激しさを表記したそうです。

球磨川、富士川と並び日本三大急流のひとつに数えられていますが、川全体の流れはゆるやかで、この大浦橋付近も、とうとうと静かに流れていました。
“最上川三難所”と呼ばれる碁点・三ヶ瀬・隼などの急流が点在することと、芭蕉の句によって川全体がそのようであるかのような印象を与えてしまったようです。
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by sanzokuame | 2005-07-21 09:19 | 彼方此方にて


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