鳴子・早稲田桟敷湯

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「早稲田湯」のはじまりは、戦後間もない昭和23年の夏。食べ物さえ十分でなかったこの時期、7人の早大生が鳴子町でボーリングの実習を行っていました。炎天下、角帽をかぶって続けられる不慣れな掘削作業。温泉はなかなか出ず、9月に入ると作業は深夜に及ぶようになりました。しかし、ある晩ついに苦労が実ります。深夜3時、熱湯が土石流のように地面を突き破り、やぐらの上まで吹き上がりました。噴湯に小躍りする学生たちと町の人。湯は学生たちにちなみ「早稲田湯」と名づけられ、町の人たちに共同湯として開放されました。以来、「早稲田湯」は、町内にとどまらず多くの人に親しまれてきました。そして、掘削からちょうど50年目の平成10年、早稲田大学石山修武研究室の設計で全面改築されました。生まれ変わって名前も新しく「鳴子・早稲田桟敷湯」。新しいものがたりが、またこんこんと湧き出ようとしています。                 ~ 鳴子・早稲田桟敷湯パンフレット ~
b0011185_22383579.jpgどこぞのシネコンを思わせる、なんとも斬新な佇まい。
硫黄の香りと看板が無ければ、とてもここが温泉だとは思わないでしょう。
3本の木製の樋から湯船に引き込まれている源泉は実に98℃。
草津には敵いませんが、湯船も43℃とかなり熱めのお湯です。
湯の花もたっぷり浮かび、いつまでも体を温めてくれました。

泉質:ナトリウム硫酸塩泉・塩化物泉

鳴子・早稲田桟敷湯
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by sanzokuame | 2005-06-29 22:16 | 彼方此方にて


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