信州の奇祭 岳の幟

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7月17日(日)。早朝から高速を飛ばし向かったのは、「信州の鎌倉」別所温泉。目的は湯に浸かることではなく、予てから一度見てみたかった年に一度のこのお祭り。「岳の幟(たけののぼり)」は別所温泉に室町の昔から伝わる珍しい雨乞いの祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。別所温泉のある塩田平は北海道網走市に次ぎ日本で二番目に雨の少ないところ。永年元年(1504年)の大干ばつの折、村人が夫神岳の山の神に雨乞い祈願をしたところ、恵みの大雨が降り、植物が命を吹き返したそうです。感謝した村人は夫神岳山頂に九頭竜権現を祀り、幟を奉納するようになったのが始まりと言われ、以来500年以上も途切れることなく今も続いています。毎年7月15日に近い日曜日の朝、温泉街の4地区が交替で、数十本の色とりどりの反物と竹竿でできた長さ約6メートルもの幟を担ぎ、標高1250メートルの夫神岳山頂から別所神社まで温泉街を練り歩きます。ちなみにこの長い幟は、九頭竜権現にあやかり、竜の胴体をかたどったものです。練り歩きの途中では、笛や太鼓の軽快なリズムに合わせて、花笠童女たちの「ささら踊り」や、「三頭(みかしら)獅子舞」も披露されます。この「岳の幟」は、長野冬季オリンピック閉会式でも披露され、緑の山々をバックに色鮮やかに映える幟の美しさで有名になり、今では毎年県内外から多くの観光客やカメラマンが集まります。瑞穂の国ニッポンにはまだまだ知らない古来からの祭りが数多く残されています。

上田市役所 - 信州上田観光情報 岳の幟



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by sanzokuame | 2011-07-22 00:25 | 日本のカタチ


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