C6120 始動

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沼田-後閑

1947年から49年にかけて33両製造された機関車「C61型」。戦後の旅客輸送需要の急増に対応するために、余剰のD51型のボイラーや部品を活用し、C57型の足回りをベースに製造された大形旅客用機関車です。車軸の配列は「ハドソン」と呼ばれる2C2型(先輪2軸+動輪3軸(C)+従輪2軸)で、日本ではC61型で初めて採用されました。49年製の20号機は、73年まで東北本線や奥羽本線を中心に旅客列車として運用され、東北初の特急「はつかり」や寝台特急「はくつる」の仙台-青森間にも使用されていました。引退後は伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地内で静態展示されていましたが、2009年12月8日にJR東日本が3億円をかけて動態復元することを正式発表。2010年1月19日に華蔵寺公園から搬出された同機は、大宮総合車両センターにてボイラーや動輪などの修復作業を施されました。2011年1月27日には同センターでの火入れ式を終え、4月1日深夜に高崎車両センターへ回送。4月21日には上越線・高崎-水上間で試運転を開始。この夏からは高崎支社管内で既に運用されているD51498との2両体制で「SLみなかみ」「SL碓氷」としての定期運行や、JR東日本管内のイベント列車牽引に用いられる予定です。C6120の一般公開は、ゴールデンウイーク中に水上駅と高崎駅で実施されます。水上駅では5月5日午後0時半~午後2時半、高崎駅では7日午前10時~午後2時までそれぞれ展示されます。

とテツなウンチクはこの辺にしておいて。
4/27(水)、代休を利用して追っかけたのは、旧型客車を牽引して行われた高崎-水上の試運転。
平日にもかかわらず、上越線沿線の各お立ち台はどこも三脚が林立。
「もう、どんだけいるんだよ~」と呆れつつ(自分もそのひとり)、まず最初に選んだポイントは屋形原の跨線橋。
ここは金網のない橋の上から列車を間近に見下ろせる穴場のお立ち台なのです。
遠くに汽笛が聞こえ、山の陰から黒煙が昇ってきたら、いよいよこちらも臨戦態勢。
勾配に喘ぎ、爆煙を吹き上げ走るその姿には、生命体としての鼓動を感じずにいられません。
沼田で追いつき、再び爆煙を収めたあとは、フロントガラス越しに黒煙を望みながら水上駅に到着。
マットなブラックに仕上げられたその車体を微に入り細を穿つように撮影。
走るためだけに生まれた機械の塊が魅せる機能美は、見る者に時の経つことさえ忘れさせます。
GW、たぶんまた見に行っちゃうだろうなぁ。^^

C6120 ~復元への道~ (東日本旅客鉄道株式会社 高崎支社)
 



岩本-沼田(屋形原跨線橋)
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水上駅
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by sanzokuame | 2011-04-30 21:41 | プルーンとレバーの為せる業


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