室田の信号からR406を倉渕に向かい、瀧不動を過ぎてまもなく。
左手に見えてくるのは、薪ストーブの煙突が伸びた三角屋根。
屋号の由来は、宮沢賢治ファンであればピンとくる『どんぐりと山猫』。
そのひとりである店主が特に好きだという同作品から名付けたものです。
オープンは昨年の四月、店主が小学校教諭退職を機に長年の夢を叶えたお店ですが・・・
実は我が子の恩師であったりします。
先日の上毛新聞の記事で初めて知り、この週末さっそく家族でご挨拶に。
店に入るなり我が子を見て「あれ?どっかで見たことのある顔だと思ったら(笑)」。
しばし想い出談議と近況報告に花が咲き、楽しいひと時となりました。
直前に蒸かし直してから焼き上げる焼きまんじゅうは、ふわふわの柔らかさ。
大ぶりのあん入りは食べ応えのある一本です。
懐かしい味噌だれの香りが漂う居心地の良い空間。
そこは既に多くの教え子が通う小さな“教室”になっているようです。
山猫庵
高崎市上室田町1276-1
℡:090-5789-1459
土日のみ営業