大者を喰らう

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東京三田の本店に始まり、今や首都圏に数十もの直系店を持つ「ラーメン二郎」。
"亜流"や"インスパイア系"、"女子系"なども含めれば、もはやその数は知れないほどの一大勢力。
昨年12月、そんな二郎のインスパイア系人気店「暖々」の元店主が故郷群馬に開いたのが、この「大者」です。

本格的二郎仕様を踏襲するそのラーメンの特長は、初めての者を威圧するほどのボリューム。
背脂浮かぶ豚骨醤油スープに極太麺、それらを覆い隠すように高く盛られる"ヤサイ"と豚。
食べても減らない麺と具、化調の入ったこってりスープ、確かにジャンクではあるが決して乱暴ではなく。
構えて臨んだにも関わらず、さほどの無理を要せず、全体的にマイルドな味わいだったのはうれしい誤算でした。

プラスチックの食券をパチリと棋士にように指し、トッピングを聞かれれば「ヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメ」の符丁を唱える。
余計な私語など口にすることなく、いざ対峙した"二郎"とは目を逸らさずにただ黙々と箸を動かす。
空になった器を戻し、後の人のためにカウンターを拭いたら、「ごちそうさま」と立ち去る。
誰に言われるまでもなく、そんな"二郎道"とも言える礼節ある所作を来る客来る客が繰り返す「大者」。
ラーメンではなく"二郎"という別次元の食べ物は、二郎空白地域だった群馬に新たなジロリアンを増殖させつつあります。

(写真は「ニンニク・アブラ」トッピング)

大者 [食べログ]
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by sanzokuame | 2011-01-14 14:17 | 食してナンボ


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