上田、長野で名を馳せるhaluta。
3店舗目に選んだ場所は、中軽井沢駅前、旧18号沿い。
グレーの外壁、北国街道に溶け込んだ店舗は、江戸の昔に建てられた家屋を改装したもの。
店内で目を見張るのは、150年前の梁に支えられた高い天井。
オープンでモノトーンな空間は、北欧農家の納屋をイメージさせます。
ハルタ(haluta)は、フィンランド語で“希望”や“願い”という意味。
「生活の一部となれる体に優しく、素直においしいパン」
ガラスケースには、そんなhalutaのパンがどこか誇らしげに並んでいました。
この日いただいたのは、信州地粉を使ったバゲットシナノ。
完成までの試行錯誤は実に三年。
ほんのりと、どこか懐かしい甘みが口いっぱいに広がる一本でした。
朝7時のオープン、店内にはカフェスペースも。
この夏、ぜひまた足を運びたい、とっておきの一軒です。
haluta