6月を待ちきれずにブロガー有志で尾瀬ヶ原へ。
天候と水芭蕉の咲き具合、そして人出の多さ・・・
どれもが悩ましい6月の尾瀬ですが、それは天のみぞ知ること。
日を決めてしまえば、あとはまさに天の神様に祈るだけです。
7:30に着いた戸倉の空、垂れ込める低い雲に「鳩待の下りからカッパ着込むのかな・・・」と、
半ば諦めていましたが、山ノ鼻に下りれば至仏山の雪形が麓から徐々にクリアーに。
中田代に着く頃には時おり青空も広がり、対峙する燧ヶ岳の頂もくっきりと姿を現しました。
朝から夕方まで、のんびりと尾瀬ヶ原を一周した今回のコース。
竜宮より東ではすれ違う人も疎らで、ほぼ“貸切”の状態。
7分咲きの可憐な水芭蕉、咲き始めのリュウキンカ、少ない団体客・・・
結果論ですが、この日の選択は大正解となりました。
何とか言い出しっぺの面目が立ったかな?^^
鳩待峠から山ノ鼻への下り坂。その標高差191mは帰りの最後の最後に効いてきます。
牛首手前の大きな池塘。風のない晴天は逆さ燧の狙える絶好のポイントです。
延々と伸びる木道は尾瀬全体で実に57km。年々高架化が進んでいます。
この日、唯一見かけた団体さんらしい団体さん。遠くからでも目に付くオレンジ軍団さんでした。^^
下ノ大堀川越しの至仏山。この定番中の定番ショットで思い出すのは「ぐんぎんの三角マッチ」です。^^
奥日光・小田代原の貴婦人にも負けない下田代の白樺。もう少し葉が茂ればベストかな。
お昼に選んだのは見晴の広場。弥四郎小屋のCOFFEE SPOTもこの一角にあります。
間もなく見晴。お昼♪お昼♪と足取りも軽やかになります。
下田代のテラス近くで見つけたショウジョウバカマ。
ザック背負って超ローアングルで息を止めてマクロ撮影・・・結構キツイんです、これが。^^;
ヨッピ橋から牛首へ。名残惜しんで最後の燧を収めます。
牛首からは往路の引き返し。さて、次はいつ来ようかな?
行程:2010.5.30(日)
8:00 鳩待峠→山ノ鼻→牛首→竜宮十字路→見晴(昼食)→赤田代分岐→東電小屋→ヨッピ橋→牛首→山ノ鼻→鳩待峠 16:40
歩行距離:19.8km
天候:曇りときどき晴れ