- Last Run - 2010.3.13 北陸・能登 最後の疾走

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廃止の報が流れてから、この日の来るまで何と短かったことか・・・
二度と逢うことができないと思えば、万難を排してでもその雄姿を拝まずにはいられませんでした。
3/13 AM1時前、まずは下りの撮影に新町駅の線路脇へ。
それは“祭り”の高崎駅は避け、何よりも疾走するその姿を収めたかったから。
先に金沢へと向かうのは、海よりも深いブルーの客車を連ねる寝台特急「北陸」。
二灯のEF64は、重厚な走行音を轟かせながら闇夜を切り裂きます。
3番線ホームに場所を変え、30分差で後を追う急行「能登」を出迎え。
プァン!とひとつ、警笛を鳴らして駆け抜けるその姿に、惜別の情がこみ上げます。
コーヒーで目を覚ましたあとの3時過ぎ、上りの列車を迎えに高崎駅へ。
下りほどの“祭り”はないだろうと思ってのことですが・・・同輩は同輩のようで。
まずは4:05、定刻通りに金沢から到着したのは能登。
32分間の停車時間は、鉄道ファンに与えられた別れの時間。
デジタルな記録だけでなく、ひとつでも多く記憶の引き出しにと、眺める最後の32分間でした。
能登の赤いテールを見送った7分後には北陸が到着。
7番線にゆっくりと入線してきた北陸は、多くのフラッシュに出迎えられました。
2分の停車時間は別れを告げるにはあまりに短く、上野へと動き出す北陸には「さようなら」、
「ありがとう」の声がいつまでも掛けられていました。
さらに26分後、この日をもって三兄弟からひとりっ子になってしまった「あけぼの」が入線。
茶罐の37号機の表情が、どことなく寂しげだったのは気のせいでしょうか・・・

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by sanzokuame | 2010-03-15 12:48 | プルーンとレバーの為せる業


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